SEOというのは専門的な知識が必要となり、相手がSEOに無知なのをいいことに効果がみられないのにもかかわらず多額の請求をする会社が見受けられます。
グーグルのアルゴリズム次第というのはありますが、わたしは効果があってはじめてしっかり対価を受け取る権利があると思っています。
なかなかSEO業者選びに迷っている企業様もいらっしゃると思いますので、今回は悪徳SEO業者に引っかからない方法、見極め方をご説明します。
悪徳SEO業者の手口はコレだ!
・外部施策として、「順位があがるサテライトサイトをつくりますね」と言っておきながら実際にはサイトへのリンクを貼らない。
・何も施策をしていないのに、成果報酬分をもらおうとする。
・レポートの順位の改ざんをしてキーワードの順位を虚偽報告する。
上記のような、他の職種ではありえないような行為を行う企業が実際存在するのがSEOなのです。
こういった悪徳と思われるような行為を残念なことに大手の企業でもされていることがあるので、なかにはSEOが怪しいと思われてしまう方がいる原因なのではないかと思います。
そうならないために、成果報酬という手段をとられるかもしれないのですが、成果報酬型にも注意が必要となってきます。成果報酬型にしておいて、ほとんど施策と言えるようなことは大してしない。
クライアント側の努力でたまたま上位表示されたキーワードに対して「ほら、効果があったでしょ?」と成果報酬を請求してくる。
そしてもっとも最悪なのが、嘘の順位を報告するというものです。上位表示していないのに、上位表示したと報告をし、成果報酬をとろうとしてくる企業も存在しているので、くれぐれもひっかからないようにご注意ください。
成果報酬型ではなく、月額のSEO対策を依頼する。
成果報酬の場合、行った施策がどれだけ影響しているのかがわかりにくいので月額のSEO対策を依頼するという形をお勧めします。そして、SEO対策を依頼する際にはどういったことを行ってくれるのかを明確にすることが大事になってきます。
ただ、依頼側も認識しなければならないことが、Googleの検索エンジンはお金を払えばすぐ上位表示されるということはないということを知っておくべきです。お金を払った企業だけがGoogleの上位表示がされるとなってしまっては中小企業の出る幕はなくなってしまいます。そうならない為にもGoogleはユーザーが求める有益な情報を提供しているサイトを評価する仕組みになっているので、効果がでるまでに時間がかかるということを覚えておいてください。
最低でも6ヶ月は継続して施策を行い、それで判断するのが賢明かと思います。
6ヶ月継続して効果がなければ無駄になってしまう?
どうしても効果がでるまでに時間がかかってしまうのがSEOですので、なかなかすぐに効果が期待できずに悶々とするかもしれませんが、それはグーグルの検索エンジンによるものなので焦ってもしょうがありません。依頼する前にどれだけ企業にノウハウがあり、信頼できるかというのを見極めるようにしましょう。
SEOの変化は早く、昔の技術は陳腐化されてしまう。
Web業界全般でもそうですが、SEOもWeb業界と同じで変化がものすごく早く、3年前の施策が今ではあまり効果がなくなっているということもざらではありません。
ホワイトハットSEO、それともブラックハットSEOを選ぶか。
SEOには正しいやり方で上位表示を目指すホワイトハットSEOと、グーグルをだますような形ではあるが、すぐに効果がでるようなブラックハットSEOというものがあります。
様々な手法で上位表示させる方法はあるのですが、Googleを欺くような形で上位表示をさせるブラックハットはおすすめしません。たとえ一時的に効果があったとしても長年通用するものではないので、現在ブラックハットSEO施策をおこなっている場合はホワイトハットSEOに移行させることをおすすめいたします。5年先も10年先も評価されるサイトを目指しましょう。
過去に過剰なブラックハットSEO施策をしたことがある
過去にSEO施策を依頼したことがある企業様の場合、ホワイトハットSEO施策ではなく、ブラックハットの施策をされていたということも少なくありません。弊社の場合、過去にブラックハット施策を行っていなかったかの調査もいたします。もし、過去に過剰な対策をしていたのを発見した場合はマイナス効果がでないように調整したうえで、ホワイトハット施策に進行いたします。
最後に
今回は悪徳SEO業者に引っかかる企業様が少なくなればという願いから記事を書かせていただきました。もし、複数のSEO業者を検討されている場合は一度ご相談いただければと思います。