ソフトバンク通信障害から学ぶフリーWi-Fiの危険性【セキュリティ】

ソフトバンク通信障害から学ぶフリーWi-Fiの危険性【セキュリティ】

2018年12月6日1時頃からソフトバンクの回線と、ソフトバンク回線を利用しているYmobileのユーザーの携帯でつながらないという現象がおきました。原因はエリクソン製のソフトウェアだったそうなのですが、今回はソフトバンク通信障害から学ぶセキュリティ問題Wi-Fiに絞っておはなしします。

ソフトバンク通信障害によっておこった弊害

ソフトバンク通信障害によってソフトバンク携帯ユーザーはもちろんのこと、ソフトバンクの携帯を持つY!mobileユーザーの多くが携帯がつながらずに大変な思いをしました。ソフトバンクの通信障害はもちろん携帯だけでなくポケットWi-Fiにも通信が届かず、外出先でパソコンを使わなければならない方にとっては全く仕事にならない最悪な事態がおきてしまったのです。

ソフトバンク通信障害によって再度ネットに依存されている事を思い知る

今や様々なサービスがインターネットによって成り立っているということを思い知る今回の出来事。スマートフォンを使って駅の改札を抜ける人もわざわざチケットを購入しなければならなくなってしまいました。そのほか宅配サービスを展開している業者もソフトバンク回線を使用していた場合にドライバーと連絡がとれずに再配達できないといった状況にまで拡大したのです。今回の場合はソフトバンクの通信障害は数分で復旧されずに復旧するまでに数時間要し、多くに影響し混乱を招いたのです。

ソフトバンク通信障害の後は自分の携帯だけ圏外になっているかと認識

急に携帯の通信ができなくなった際に多くの方は原因がわからずに携帯の料金が支払われなかったのか、それとも故障してしまったのかと多くの方が思われたことでしょう。ほとんどの悩みや問題は検索エンジンやTwitterなどのSNSによってすぐ解決することができます。しかし、今回の場合は検索をして原因を究明するためのインターネットさえつながらない状態でしたので、全く身動きがとれなかったことでしょう。

ソフトバンク通信障害で圏外になったスマホユーザーがとった行動

ソフトバンク通信障害によって圏外になったユーザーですぐ携帯を仕事で使わなければならなった状況下に置かれた方々のほとんどは無料でつながるWi-Fiのスポットを探すという行動にでました。ソフトバンクの通信障害で繋がらない携帯を一時的に無料のWi-Fiスポットで対処しようと試みたのです。

この無料で利用できるWi-Fiスポットでインターネットを利用するという事には普段気にしていないかもしれませんが大きなセキュリティリスクが存在するのです。

無料のWi-Fiスポット(フリーWi-Fi接続)はリスクが存在

不特定多数の人が使える無料の公衆無線LANはデータ容量を気にすることなく利用でき、とても便利ではありますが、第三者に情報を盗み取られてしまう可能性があるのです。盗みとられてしまう情報としては「クレジットカード情報」や「個人情報」、さらには今回のソフトバンク通信障害によって配給されているポケットWi-Fiが使えずにやむなく会社のパソコンを繋げてしまうことによって「顧客のデータ」さえデータを盗まれてしまう危険性があるのです。

アプリからの情報も盗まれる危険性

現在のアプリの4分の3は通信が暗号化されておらず、こういったセキュリティ問題に疎いのであれば基本的に公共のフリーWi-Fi接続時にはアプリを使わないことをおすすめします。

また、サイトを閲覧する際にはURLがhttps(SSL化)されている暗号化されているWebサイトを閲覧するようにしましょう。

外出先で安全にフリーWi-Fiを利用する方法

セキュリティソフトを入れることで安心して不特定多数が利用するフリーWi-Fiであっても接続することができます。有名なソフトにノートンセキュリティプレミアムというものがあります。もし、フリーWi-Fiを自由に使いたいという場合セキュリティソフトを導入するのも良いでしょう。

VPN接続を利用する

VPNはあまり聞きなれないかもしれませんが、VPNサーバーを経由してインターネットにつなげると暗号化され、公共の無料Wi-Fiを接続してもデータを盗み見られる心配がありません。

スマホ・携帯でVPN接続を利用できるアプリ

ノートンWi-Fiプライバシー(シマンテック)

https://jp.norton.com/wifi-privacy

フリーWi-Fiプロテクション(トレンドマイクロ)

http://safe.trendmicro.jp/products/fwp.aspx

フリーWi-Fiの情報を盗み取る手口

ここではご紹介できないですが、プラグインやアプリを利用することで無線ネットワークを流れるデータを盗み見ることは可能で、機材を購入して盗みみることもできるのです。

ハッカーがどのようにして情報を見ているかを知ることができるサイトは下記になります。

https://www.pcworld.com/article/2043095/heres-what-an-eavesdropper-sees-when-you-use-an-unsecured-wi-fi-hotspot.html

もしもフリーWi-Fiにて電子メールを使う場合はPOP3またはIMAPとSMTPアカウントが暗号化を有効にして構成されていることを確認してください。

まとめ-ソフトバンク通信障害から学ぶWi-Fiセキュリティ

今回は先日ソフトバンク通信障害があり大きなニュースとなったので、通信障害が発端となる情報の流出の可能性、フリーWi-Fiの危険性についてご説明いたしました。普段何気なくつなげているフリーWi-Fiは便利である一方でこういったセキュリティリスクが含まれているので、注意しましょう。

春田智彦

これまでに100社を超えるSEO施策、またコンテンツマーケティングに携わっている。 ▼Webマーケティング保有資格 SEO検定1級 Googleアナリティクス個人認定資格 その他Google公認資格多数保持 ▼過去の著書 【初心者でも出来るSEO対策決定版10選】(Amazon売れ筋オンラインマーケティング部門2位獲得) 【マンガで学ぶSEO対策必勝マニュアル】 ▼WEBマーケティングの講師としても活動 受講はコチラから ※空き時間でレッスンを行っている為受け付けられない場合があります。

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