今回はSEO用語のQDD(Query Deserves Diversity)についてご説明します。QDDというSEO用語を聞かれた事がないSEO従事者の方もいらっしゃるかと思いますので、実際にQDDが影響している例もご紹介します。
QDDとは?
SEO用語のQDD(Query Deserves Diversity)とは、特定のキーワードに複数の意味が含まれている場合に多様な検索結果を表示させるアルゴリズムを指します。
※Googleは正式に発表してはいません。
QDDの例
Google検索でスナックと検索した際に「お店のスナック」と「お菓子のスナック」が表示されていますが、このようにひとつのキーワードに対して複数の意味合いがある場合は、それぞれの検索意図にマッチするように多様な結果をだすようになっています。
先ほどのQDDはひとつのキーワードに対して複数の意味がある際に、それぞれの意味にあった結果を表示したのに対して、こちらは求めている情報の多様性に対応したQDDとなっています。
「ざるそば」と検索したユーザーは「作り方を知りたいユーザー」「ざるそば屋さんを探しているユーザー」「ざるそばの雑学を探しているユーザー」など、ユーザーによって求めている情報はそれぞれ異なるので、どんなユーザーに対しても探している答えがみつかるように多様性をもたせた結果をQDDによって表示しているとされています。
▼mozからでているQDDが存在するのかという記事
https://moz.com/blog/does-query-deserves-diversity-algorithm-exist-at-google
まとめ-QDD
今回はQDDについてご説明しました。Googleはユーザーの検索意図に対して正しい結果をだそうとしています。複数の意味合いがキーワードに含まれていた場合にユーザーの求める情報は異なってきますので、異なった情報を求めるユーザーそれぞれに解決する答えをだすことはグーグルも求めていることでしょう。